鹿児島県 経営革新計画に承認頂きました。
経営革新計画の承認期間 令和6年10月~令和11年9月まで
        
        鹿児島県庁 知事室にて
          今回の経営革新計画において、特に重点を置いているのが、AIロボットを搭載した次世代型省力化・省人化チェッカーの開発です。これは、一次産業から加工・流通段階まで広く応用可能な技術として位置づけており、特に鹿児島県が誇る畜産・農業分野への波及効果が期待されるものです。
本チェッカーは、ボトル製品などの製造ラインにおける異常検知から、牛などの家畜に対する生体情報のモニタリングまで、幅広い用途に対応できる柔軟性を備えています。従来は人手に頼っていた検査や記録作業を、AIによる自動解析とロボティクス技術の融合により大幅に自動化し、労働力不足が深刻化する現場において省人化・効率化を実現します。
さらに、蓄積されたデータはクラウドに集約され、遠隔地からのモニタリングやアラート通知にも対応可能であり、スマート農業・スマート畜産の一端を担うことが可能です。これにより、生産性の向上と同時に、作業者の負担軽減や品質の安定化にも寄与します。
当社では、このプロジェクトを通じて、鹿児島県内外の事業者との連携を進め、実証実験やフィールドテストを重ねながら、2027年度中の商用化を目指しております。特に地域の農業法人や畜産農家との協働を視野に入れ、地域社会と共に発展する仕組みづくりを推進してまいります。
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令和7年6月24日
株式会社システムビジョン
代表取締役 嶋原 広高